まずは、自己紹介


 

まずは、自己紹介

 

普通高校を卒業したが、就職超氷河期で(言い訳)、ロクな就職先がなかった。

 

ガキの頃にアマチュア無線ミニ四駆で、なんとな~く電気に興味があったので、

手に職をつけるべく専門学校の電気工事科へ進学、第二種電気工事士免状を取得して、公共工事の下請けを主にしている電気工事会社へ就職した。

そこで、一年間、電工として実務を積んだ。

 

私が電気工事会社で働いていた当時は、第二種電気工事士を取得後、一年間の実務経験があれば二年目には、建設業の主任技術者(通称:現場監督)として、電気工事施工管理をおこなうことができた。(現在は三年以上に建設業法が改正)

電気工事施工管理を一年間続けたが、比較的収入は良いが、とんでもないハードスケジュールな職種に将来的な不安を抱え、工場の動力設備担当の働き口をみつけ転職した。

 

転職した会社では、まずは高圧受電の中規模の工場で勤務となり、その後、会社の事情により別の工場に配置転換となった。

配属された工場は、契約電力が数千kWと、工場としては比較的大きな規模で、

自家発電(スチームタービン)・受変電(特高)・電気負荷設備(モーターや自動制御装置)と、ボイラーの運転などの業務が主となった。

 

そこで数年勤務していた所、会社役員から直々に「今の電気主任が定年退職するまでに免許を取って業務を引き継ぐように」との業務命令を受けた。

 

そんなん 無茶な?!  ・・・心の呟き・・・

(電気を多少なりとも囓ったことのある人なら、この言葉の意味がわかります)

 

前任者の定年まであと5年弱しかない。なおかつ、6万6千ボルト受電なので、第2種電気主任技術者免状が必要となる。

現在の私では認定での取得は不可能な状態・・・

 

とても断れる状況ではないので、参考書を購入し、勉強をして、第3種電気主任技術者試験(通称:電験3種)を受けるが、科目合格止まり。

 

刻々と迫る前任者の定年退職の時期に焦るばかりである。

しかも、科目合格したのは第3種で、第2種の取得は雲をも掴む状況。

他に方法は無いのか?

そこで、私は強攻策に出る

「今の仕事を続けながら、夜間部の電気工学科の専門学校に進学し、認定で取得す

る」

その相談を無茶な事を言い出した会社役員にした所、理解を示してくれたが、学費は自費で、あくまで自主的に進学するのであればかまわないとの「ありがたい言葉」であった。

 

そんなんで、「三十路の手習い」ごとく

日勤での仕事が終わってから、夜間部の電気工学科の専門学校に進学することになった。

 

学校では、同じ志をもった者達と二年間の授業を受け、実験・実習、レポート作成、学校の試験などをへて、第2種電気主任技術者認定校を無事卒業した。

 

卒業後は、定められた実務経験を積み、認定で第3種と第2種電気主任技術者免状の交付を受けた。

 

現在は、工場の電気主任技術者として選任(専任)され、業務に従事している。

 

 

こんな私の経験談ですが、

電気主任技術者について、少しでも理解していただければとの思いを込めて、

ブログで書きたいと思います。

ただ、守秘義務もあるので一部割愛させていただくこともあります。その辺はご了承ください。

 

 

 

 

電気主任技術者になる ~~取得から実務まで~~

 


電気主任技術者になる ~~取得から実務まで~~

 

ブログの構成

 

この順番で読んでいただけると幸いです。

 

・まずは、自己紹介

・そもそも電気主任技術者とは

電気主任技術者免状の認定による取得について

電気主任技術者免状の認定による取得について

電気主任技術者免状の認定を受けられる者

電気主任技術者免状の認定校卒業者として必要な単位数について

電気主任技術者免状の認定を受けられる者